隋唐の行書草書 2 温泉銘・晉祠銘　唐太宗

テキストシリーズ 36、 隋唐の行書草書 2
温泉銘・晋祠銘　唐太宗
おんせんめい　しんしめい　とうたいそう

• 中野遵編、高橋蒼石編
• 1650 円（本体価格：1500円）
• 古典名品（原寸） 
• A4判、中綴じ、76ページ
• 発行日：2013/05/20
• ISBN：978-4-88715-262-5 

• 唐太宗「温泉銘」の拓本は、1908年にフランスのペリオが敦煌の千仏洞で発見したもので、立碑のわずか5〜6年後の紀年を有する後書きがある貴重なものです。太宗最晩年の書で、筆にうるおいがあり、渾厚雄大な傑作です。

  「晋祠銘」は現存する最古の行書碑で、形に拘泥せず、豪快に筆を駆使した雄大な書ですが、石質が悪いため、よい拓本があまりありません。そこで、高橋蒼石氏に依頼し、数種類の拓本の長所を集めて「百衲本」とし、「温泉銘・晋祠銘　唐太宗（百衲本）」として発行することにいたしました。

目次

図版（温泉銘、晋祠銘）/本帖とその学び方/字形と筆順